自分の口座が凍結された、これはとてつもなくショックな出来事で途方に暮れるかもしれません。しかし落ち込んだり焦る前にやるべきことがあります。それは自身の信用情報を守ることです。
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信用情報に傷がつく支払いが最優先
口座を凍結された時にやっておいた方がいいことは、口座に紐付いた契約の解除、および滞納金の支払いです。
クレカ代、携帯代が最優先
支払い滞納の中でも、特にクレジットカードの引き落とし、携帯電話料金については滞納するとそれぞれ信用情報に傷が付きます。信用情報に傷がついた状態では、仮に口座が戻ってきてもクレカやケータイキャリアと再契約できなくなってしまいます。
口座が凍結されて支払うお金がないので放置してしまいがちですが長期的な視野に立つと、家族に借りてでも滞納となる前に支払ってしまうのが賢い選択です。
クレジットカードは一度でも支払い不可になると危ないので口座が凍結された時点でクレジットカード会社に「刑事事件に巻き込まれた」でもいいですし「間違って引き落とし口座を解約してしまった」「キャッシュカードを落として口座を止めている」とかでもいいので口座引き落としで払えない旨を連絡して、直接の振込やコンビニ支払いの対応を求めてみるのが最善手でしょう。
口座やクレカに紐付いた契約の解除
月額300円の有料サイトに登録してるなどがあれば解約しておきましょう。主にクレカ引き落としで登録すると思いますが、口座が凍結していると引き落としができず滞納扱いになります。300円でも信頼情報にしっかりと傷がつくので、こまかい課金系のものも全て解除して、解除日までのものは支払いきってしまうのが大事です。
口座凍結履歴は信頼情報に大きな影響はない
そもそも口座が凍結された=銀行の凍結リストに載った時点で信用情報もクソもないのでは?と思ったりもしますが案外そうではないです。クレジットカード会社や携帯電話会社の契約審査において、信用情報機関に問い合わせを行いますが、口座の凍結履歴は恐らく見れないと思われます。
そのため口座が凍結された時点ではまだセーフです。その後、どうせ払えないからと放置すると今後生きにくくなってしまいます。
公共料金は優先度低めでOK
逆にいくら支払いが滞っていても、未納分さえ払ってしまえば再開できるのが、ガス、電気、水道です。インターネット契約も携帯電話よりは審査はグッと軽いものが多いので優先度は低めになると思います。
料金を支払い続けて再審査させないのも良い手段
クレジットカードや携帯電話は契約時に審査が発生するので、契約しているものは料金を払い続ければ解約になる可能性は低いです。
クレカは使用しなければ料金は発生しませんし、携帯料金もプランを最安のものに変更すればあまりコストをかけずに契約を継続できると思います。
口座凍結の関係で給与を受け取れなくなり会社を辞める等、社会的信用を失う場合もあると思います。無職になると審査が通らず再契約できなくなるものもあります。ですが今の契約の料金を払い続ければ継続できる可能性が高いのでなんとか工面していきましょう。