警察に連行される際に持っていったほうがいい私物

逮捕時に警察に持っていくべきもの

逮捕状を執行されると手錠をかけられ強制的に留置所に行きます。勾留期間は一旦は48時間ですが、逮捕状がある場合、ほぼ確実に送検され20日に延長されるので長期滞在となります。自宅を長く空けることになるので、できることはやっておきましょう。

持っていったほうがいいもの

手錠をかけられた後は警察署へ連行されますが、その際には私物を持っていけます。 手錠がかけられているので、そもそも多くは持っていけません。刑事は持つのを手伝ってくれないんです。最低限のものをもっていきましょう。

衣類、特に下着

実際警察の留置所で使用できるのは書籍、衣類、現金くらいですのでそれ以外のものは意味がありません。書籍はかさばって重いので取り敢えず不要です。

衣類に関してはパーカーがダメ、チャックダメ、紐ダメ、伸びる素材ダメ、ヒートテックダメなど制約が多く、持って行っても使えないことが多いのです。しかし悲しいことに、留置所の衣服のルールを現場の刑事は知らないので、そういうことを教えてくれず無駄に持っていくことになります。

私の場合は刑事に「こういのもあったほうがいい」と言われ多めに服を持っていったのですが留置所で使用できたものはわずか…上着に至っては全てチャックや紐の規定に引っかかり使用不可でした。

そこで持っていくのは下着中心に絞るのがいいでしょう。留置所では官品(かんぴん)といって留置所内の衣服を借りることができますが、大は小を兼ねる概念が強いのかサイズが大きいものが多い。上着やズボンは大きくても何とかなりますが、下着はサイズが合わないと不快ですし、人の履いた下着は生理的に嫌だと思うので、下着は自分のを使えるよう持っていくのがベストです。

現金はあるだけもっていく

留置所内ではある程度の買い物が可能です。お菓子とかお弁当とかも買えます。また手紙を出すのにも封筒代や切手代を自費で支払う必要があるので、持っていったほうがいいというより現金は必須の持ち物です。

ATMから引き出してもっていけるのが一番ですが、それはさせてもらえないので、財布に入ってる現金はもちろん、別に保管してる現金があればそれも追加して持っていくべきです。お金はいくらあっても困りません。使わなければもちろん戻ってきますし。

戸締まりとブレーカーや水道もしっかり

最低でも20日は自宅に戻ってこれないことが想定できる通常逮捕。うっかり窓を開けて警察に行ってしまい、その後台風が来て部屋がボロボロになってしまったなんてことにならないために戸締まりはしっかりしましょう。

ブレーカーも漏電火災を防ぐために主電源から落としちゃいましょう。ガスの元栓も同じ意味で閉めていくべきです。

忘れがちなのが洗濯機に繋がっている水道蛇口。本当はダメなんですが蛇口を開けっ放しって人も多いと思います。これが水漏れを起こして損害賠償なんてなったら泣きっ面に蜂なのできっちり閉めていくのがいいです。

家族や知人が入れるようにしていくとベスト

これはできるといいなってレベルのことですが、勾留中、自宅に知人や家族が入れたほうがいいです。自宅から留置場に移したいものがあったら取り出してもらったり、部屋の様子を見てもらったりできます。

ポストに鍵を入れて警察に連行される、とかできるといいんですがこれは刑事が認めてくれるか分かりません。鍵は留置所に持っていっても家族や弁護士に引き渡しできるので、そこまで必須の事項ではないです。

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