留置所に勾留されている時の辛いことを挙げていきます。終わらない取り調べ、刑事からの威圧的な態度、被害者への罪悪感に苛まれ…ということは正直ありません。
冤罪で入ってる人や否認を続けている人は辛いのかもしれませんが、留置所にいる人のほとんどが犯行を認めており、正直に話すだけなので取り調べはあまり辛くないのです。以下で私が体験した留置所勾留中に、辛かったことベスト3を挙げていきます。
目次
1位:暇
暇、とにかく暇です。勾留初期は午前、午後に取り調べがあり時間が経つのが早いとはいえ、17時以降に取り調べがあることはほとんどなく、時間を持て余します。
土日祝日は取り調べが無い日も多いです。勾留の後半は警察が裏付け捜査をしており被疑者は留置所に放置、なんてのもザラです。起訴後、保釈申請が認可されなければ、取り調べは一切なしで長期間留置所や拘置所で過ごすことになり辛いです。労働がある刑務所の方がマシ、とすら思えるほどです。
2位:先が分からない時
勾留が延長されるのかどうか、起訴されるのかどうか、保釈金が用意できるのかどうか等々、先が分からないと苛立ちが募り辛くなってきます。
刑事によっては今後の展開や勾留延長がある予定かどうかまで教えてくれるので、刑事との関係性が良好であれば聞いてみるのも有効な手段です。また弁護士が検事に連絡して情報を取ったりもできるので弁護士に相談してみるのも手です。
3位:同居人との相性が悪い
留置所で独房というのは少なく、多くの房は2人〜3人部屋となっています。全く知らない人と相部屋になるのでストレスを溜めるなという方が酷です。
同居人とトイレの使い方や部屋掃除の丁寧さが合わない、同居人が悲観的すぎる、マヌケすぎる、逮捕から裁判までの基本的な知識すら身につけようとしないなど価値観や性格が合わない場合。
また同居人がワキガ、フケ、入れ墨、薬物切れで精神不安定など、どうしようもない事柄で悩まされることも。こればかりは対応のしようもなく、自分が釈放されるか相手が釈放されるのを待つしかありません。